林木の成長
林木の寿命は、100~150年ほどのものから、スギやケヤキのように1000年以上のものまで樹種によって大差があるようです。
もちろん同じ樹種でもそこが適地か不適地かによって大差が生じることもまた当然です。
また樹種により早成のものと晩成のものとがあり、一般に早成のものは寿命が短い傾向にありますが、スギのように早成でありかつ長命であるものもあります。
したがって高伐期がよいからといっても、200年以上にもなると腐ったり枯れたりするものもあるので注意しなければなりません。
まずは細丸太。
戦後しばらくまでは木土建築用の足場丸太や、稲掛け用材には細丸太が随分と使われました。
前者は長さ6~8メートル程度までで、末口は一寸以上あればよく太さはむしろ細い方が好まれ、1本いくらという取引でした。
したがって大都市近郊や尾鷲など、昔か著名な産地が形成されていました。
これらは間伐材からどんどん利用されましたが、規格に達したものから伐採するといったもので択伐と呼ぶ方が正しいかもしれません。
したがって30年生前後から収穫が始まるのです。
こうした地方は1ヘクタール当たり植栽本数は6000本から8000本という密植が行われていました。
しかしこの足場丸太や稲掛け用材などは残念ながら今ではほとんど使われなくなりました。